10/9「どこでも赤ちゃんは産まれる    ~道具がなくても助産する~」 フィリピン バルナバクリニックの助産師・冨田江里子さんお話会

今夜8時からです。録画配信も受付ることにしました。
今からお申込み歓迎です!
ZOOMみれなくても、
この下のメッセージだけでも、読んで感じあいたいです。
フィリピンのお産事情? 
今日本、大変なんだもの
よその国のことは、考えてられないよ~~
じゃないよ、
災害でライフラインとまって、お風呂のシャワーも消毒も食事ももろもろ無理なときだって、
お産はあるものね!!
●●こちらをお読みください●●
看護学生だった30年以上前、お産に立ち会わせて頂いた時、赤ちゃんが誕生する感動より、恥ずかしそうに自分を殺してお産する産婦さんに申し訳ないという想いで一杯になった。
機械的に扱われるお産に、違和感も覚えた。
しかし、医学は絶対に必要。
だから医療の生き届かない途上国のお産は、不幸だと思い途上国へ行ったのは28年前になる。
はじめの任地、モルジブの地方病院に運ばれてくるのは、異常産ばかりで、助産師の範囲である正常産は少なかった。
医療介入が必須なお産は医師が必要。せっかく病院があるのに、リスクのある自宅でほとんどがお産している現実、産婆介助の問題を明らかにしたい思いもあり自宅主産を見させてもらった。
自宅出産の産婆は素手で介助、男性は締め出したうす暗い部屋、特別なケアはほぼほぼなかった。生まれ出るのを落ちないように受けただけ。
しかし産婦のテリトリーである自宅のお産は、今まで見てきた日本、モルジブの病院出産と全く違い、赤ちゃんがあまり泣かず、産婦も穏やかだった。
自分で生むという本能をフル回転させ、お産にひたすら集中する女性の姿。生まれれば、ただただ羊水で光る赤ちゃんをそのまま両手に抱え、我が子に関心の全てが注いでいる母の姿だった。あ、これが本来の母子の姿だ、自然出産だ。心の中にあった日本で見てきたお産での違和感が晴れた瞬間だった。
6千件を超えるフィリピンで立ち会ってきたお産も、全部が正常産で終えられた訳ではない。
異常のお産もたくさんあった。病院へ頼ることもあったし、経過を見守り続けたこともあった。私がやったことは、ただただ女性が安心して生める環境を守り、赤ちゃんの様子を見ながら、誕生の瞬間を待っただけ。
自然に身籠った女性たちは、彼女たち自身が生めることを本能で知っている。
全例に医療が必要でないことも、歴史をさかのぼり受け止めて欲しい。何万年と女性はお産を続けてきたのだから。
私が見てきた途上国では、夜泣きや育児困難、産後うつ、産後の自殺などという問題は皆無だ。
心と体が大切にされ、安心が一番のベースにある自然出産では母性本能が開花する。
本能で生む出産の先に育児困難やグレーゾーンと呼ばれる心配は存在しない。
冨田江里子
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フィリピン バルナバクリニックの助産師・冨田江里子さんお話会@Umiのいえ助産塾 オンライン
どなたでもご参加大歓迎です。
申し込み&詳細:URL: http://ptix.at/yA0YsU
生れる、産む、生きるってどういうこと?