スタッフリレーコラム 「親の愛とは」 ~私がぐっときた話「Umiのいえつうしん」より~

こんにちは、スタッフのさいこです。
*私のおすすめページは、
つうしん10号の
ガンダーリ松本先生の
「和みの知恵10〜親の愛とは〜」です。
面倒見が良く、あらゆることに口を出す
ガンダーリ先生のお母さん。
素直で何でも言うことを聞く子だったけど
ある時
自分1人では何もできない子に育った
と気づき
攻撃したこともあった。
でも親は私達に、バランスを教えてくれる為に、一方に偏った極を見せてくれていたことをしみじみと感じた。
というお話です。
 
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私の母も、まさに
「私のいうことさえ聞いていれば
間違いがないのよ」と
私が感じる前になんでもやってくれる人でした。
「あなたには一度も手をあげたことがないの」と
いかに素晴らしく育てたかを
長年語られてきました。
そんなに素晴らしく育てられたけど…
選択して決断するのが苦手。
親や人の目を気にしちゃう。
すぐ家族のせいにする。
なんか全然素晴らしい子に育ってない私。
ガンダーリ先生に出会い、
「親は、怒ってもいいけど
心配しちゃいけないのよ」
という言葉をもらって
すごく嬉しかった。
「心配されるのが嫌だ」っていう感情は
持ってもいいものだったんだって
認めてもらえた気がしました。
こんなに愛情かけてもらったのに…
感謝できない私はなんて人間だ!って
ずっと思ってきたので。
寄り添ってもらえたことで、
心配も干渉も愛だったってことに気づきました。
母は親からたくさん怒られて叩かれて
関心持ってもらえないことに
傷ついていたから
同じことは繰り返したくなかったんだ。
いつも自信満々だったわけじゃない。
必死でバランスをとっていたんだ。
そして、自分の優柔不断な性格を
親のせいにしてたことも
恥ずかしくなったし、
娘が私よりもはるかにやさしいのは、
育て方というよりはむしろ持った性格だ。
とも思った。
そして
私が娘にうまくやってあげられないことも全てギフトになると思ったら気が楽になった。
親は多かれ少なかれうらまれるものなんだろう。
「あの時悲しかったんだからね」
「ごめんごめん」
って言い会える関係でいたい。
のびのびと育つ孫を見て
「私の子育てってどうだったのかしら」
ってよく言うようになった母。
私も死ぬまで
子育てについて
考えていくのだろう。
みんなみんな必死で生きて、
必死で育てたから
今があると思うと本当に感謝です。
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不思議とその時々で自分にささるページが見つかるのです。
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