スタッフコラム 【ギフト】

去年の7月、第4子を出産しました、
スタッフのしょうこです。
 
8年前、予想外の妊娠をしました。
妊娠が受け入れられなくて、
キャリアが最優先で、
産んでからもなるべくはやく復帰し、
0歳の長男は、7:00〜20:00まで
保育園にいました。
2人目は予想外に妊娠しませんでした。
妊娠したと思ったら、
妊娠中も産後もトラブルのオンパレード。
そんなときに出会ったのがUmiのいえです。
今までの自分を振り返り、
あれ?と思うことがたくさんありました。
仕事の退職を決めた矢先、第3子を妊娠し、
突如、専業主婦となりました。
コロナ禍で、保育園も行けなくなり、
朝から晩まで子どもたちと過ごす日々に、
毎日気が狂いそうで、
今までに感じたことのない孤独感で、
わたしなんか価値のない人間に思えて、
本当に自分と子どもの命の危機を
感じながらの生活でした。
主婦の生活になんとなく慣れてきて、
仕事もさせてもらうようになったころ、
第4子を妊娠しました。
 
当時、母としての自信を失っていたので、
うれしいけど、不安の方が大きかったです。
そこで、大好きな助産師さんに
伴走してもらうことにしました。
妊娠をきっかけに、
みるみる世界が変わりました。
 
はじめての自宅出産。
自宅出産できることがすばらしいのではなくて、
自宅出産するまでの準備や覚悟、
自分や周りの家族と向き合うこと、
同じ目標に向かって進むことに
大きな意味がありました。
 
第4子が先日9ヶ月になりました。
第1子のときには、
男女平等!!と毎日声を荒げて、
常に存在価値を探し、
母乳で泣き止ませられるということにすら
コンプレックスを抱えていたわたしは、
どこへやら消えていきました。
今はわたしにしかできないことや、
女という性別に
喜びと自信を持って過ごせています。
やっとやっとやっと
お母さんのわたしと、
助産師のわたしと、
妻のわたしと、
なにものでもないわたしと、
手を繋げた気がします。
(なかよくなるまでは、もう少しかかりそう。)
よかったことも、やだったことも、
うまくいったことも、いかなかったことも、
自慢したいことも、見たくないことも、
 
みなさんにとって、
【お母さんになる】
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