当事者研究は、精神福祉の領域で注目されている手法です。
どーにもならない病的なあれこれを、
患者自身が、研究する。これが当事者研究(ざっくり説明ですが)
そもそもが!
子育て自体、トラブルの塊で。
子どもの不可解な機嫌や状況に振り回されて
振り回されて
振り回されて
遠心力で顔が虚無になるわ……ですよね
日々それをどう回避するかの実地訓練の連続。
そう、我らは毎日、子どもとの絶え間ないモンダイの嵐を
研究しまくっている
当事者研究のプロと言っても過言ではないのです。
この日は全員の課題が
【子どもに当たってしまい、自己嫌悪】
に割と集約されたので、名付けて
「当たり屋」当事者研究と相成りました。
片付かない、
時間がない、
疲れてる
そこに子どもがこう……、
こちらのしてほしいことをせず
やって欲しくないことをし……
で、感情的になってしまうのよね、あーやだ。
「当たり屋」でゴメン。
それはそれとして、
「当たり屋」になることで
良いことがないか?
探してみる視点のチェンジ。
たとえば……
怒るって
こまめにエネルギーを放出して
日々をやりすごすひとつの解でもあるよね。
とか。
女性の生態を学ぶ機会だよね
とか。
話していくと、
家庭それぞれの困りごとと、
その回避策やズラし方は
やっぱりオンリーワンで。
その人の味であり、家庭の味。
聞いていて、なんだか面白くなってくる。
変顔したり、
ローズネットクッキー食べたり
チョコのコスパはガーナが最高(脱線)
罵倒をくるりと言い換えて
おちょくったり。
持ち寄ると
なぞのおもろい絵が見えてきた気分😁
さあ、より良い当たり屋でいるにはどうしてみようかな。
家庭の多様性を感じることで
ちょっと、おおらかに生きられる気持ちになる。
不思議なことに、
他の家庭と比較して落ち込む
て雰囲気にならないのです。
どんぐり拾って持ち寄るような純粋さに還元される。
スタートが地べたからで、上を目指すのではなく
むしろ石の裏を覗き込む的な世界。
子育て当事者研究、次回は
6/9火曜日 14〜16時
次次回は
6/23火曜日 14〜16時
(10時~→14時からに変更になりました!)
みんなのおうちの困りごとを
みんなでいろんな角度から眺めてみませんか。
終わるころには、見え方がちょっと変わってるかも。
お申込み、こちらから!
https://shop.uminoie.org/items/29231270
スタッフさとみ