スタッフさとみ
続きです
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ストーリーのない、
どんな子どもも純粋に楽しめる、
動きや形や擬音。
いろんな特性をもつ子どもたちに
ずっと寄り添ってきたからこそ
ことばのない世界にいる赤ちゃんから、
みんな心を掴まれたんですね。
きっと。
もう高校生になったうちの娘も、
「あー!!あの本の!」
とはっきり覚えていました。
親子で絵本を読む時間の、
独特な空気感。
今さらながらに、
本当に豊かな時間だったと思います。
「だーーるーーまーーさーーんーーがーーー、」
ぺらっ
「ワッハッハ!」
あのほわほわした輪郭の、
当たっても痛くなさそうな、
モノだけどイキモノで
果物や日用品がしゃべる世界は
親たちの心もどれだけ
やわらかくしてくれていたことでしょう。
「ぞうきんみたいな、
日の当たらない存在が好きだ
大事にしたい」
子どもをよく知っていて
子どもを誰よりも尊敬していた
かがくいさんの肉声や背景を知ると
いつものあの絵本がまた
愛おしく思えます。
Umiのいえでは、
棒田さんの
「絵本を子育てに活かすコツ」講座を
長年やってきました。
そこでもたくさんのことを教わりました。
ひとの読解力や共感力、その根っこには
親と一緒に絵本の世界に触れ、
違う世界に
【自分のペースで】立ち入る経験が
とてもとても大きく影響すると思っています。
我が家のかがくい絵本は、
Umiのいえで今も現役です。
Eテレで7/16(日)20時〜 再放送です。
良かったらご覧になってみてください。
そして、皆さんの大好きな絵本も
ぜひ教えてくださいね。
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Umiのいえスタッフがつづる日々の徒然。
子育てのこと・自分のこと
家族のこて・好きなこと
趣味などなど
ドタバタ騒ぎから
涙がポロリなお話まで。
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