お姉ちゃんとお母さんは、ときどき激しくケンカをする。
「ママはつきの(妹)のことばっかり!どうせ私なんかいらないんだ!!!」
ちょっと気に入らないことがあると、お姉ちゃんはギャンギャンわがまま言ってお母さんを責め、
お母さんも負けじと「このヤロー、うるさい!!」と怒鳴る。
周りが聞いていても、とてもやかましい。(笑)
とことんやりあい、親子で体力消耗。
日常茶飯事。
「わめいたってしょーがねーじゃんか!」な日々を、
親子で一生懸命,泣いて笑って生きている。
小学生時代に、親に対して「ママ大嫌い!!」と体当たりで言えるのは素晴らしいことだ。
そんな気持ちを言えずに大人になってしまった人はたくさんいる。
親に認められたくて、優等生をしてきた人もいる。
その抑圧は、ちゃんともれなく人生のどこかで吹き出てくる。
身体にシコリを作る人、
皮膚や咳にあらわれる人、
心の風邪をひく人、
人間関係に出る人
子育てに出る人
ぐるぐると本当の自分を探す人
自分を犠牲にして頑張り続ける人、
みんなそれぞれのやりやすいスタイルで、表現をしている。
そうして、
お母さん、お父さん大嫌い!!!と潜在意識がムクムクと暴れては、本当は好き、なでてもらいたいだけなのにと寂しがる。
その気づきが、若いうちだったり、
中高年になってからだったり。
やっかいで笑っちゃうよね。
自分もみんなも、けなげで愛おしい。
だから、お茶とお菓子があるといいなと思う。
しゃべって慰めながら、笑いながら、肩の力をときどき抜きながら生きていこう。
そして、ワーワーギャーギャーぶつかってくる子どもがいたら、
拍手!!!
(まきこ)
(写真:スタッフ森ちゃんちの七五三お祝い。撮影:江連麻紀)