“こんなはずじゃなかった。”
“下から産んであげたかった。”
“産まれるタイミングを決めさせてあげたかった。”
次々に思いがわいてきて、
手術台の上でずっと涙が止まらなくて
助産師さんに涙をふいてもらいました。
産まれましたよーと言われて見た赤ちゃんに
ほんとに私の子?と思ったけど、
それでもなんだか、涙が出ました。
自分で産んでないような。
産ませてもらったような。
どうにもならない自分への不足感。
情けなさが襲ってくる。
でも、救ってもらった。
医療のおかげで、親子ともに生きられた。
ありがたい。
ありがたいって思おう!と、
自分を納得させる。
…でも、もやもやする。
出産直後のホルモンの影響も
新生児との睡眠不足もあって、
ぐちゃぐちゃになりながら、
時間が過ぎていきました。
帝王切開のお産のことは
なかなか話す場所がありません。
元気に産むことができたんだから
よかったじゃない、という周りの雰囲気に
モヤモヤしてる、なんて言えませんでした。
贅沢な悩みなんだ、って思って
しまいこもうとしていました。
でも、細田さんのお産の振り返りに参加して
もやもやしてもいい、悩んでもいい、怒ってもいい
って言ってもらえてほっとしました。
そして話しながら、うなずいてもらいながら、
とても気持ちが軽くなりました。
お産は何が起こるかわからない。
でも産まれ方はたったふたつ。
経膣分娩か、帝王切開。
産む前に両方を知っておけば安心。
知っていることが力になる。
11月2日は、
帝王切開カウンセラーの細田恭子さんを
Umiのいえにお迎えします。
●「帝王切開のお産の振り返り」
●「帝王切開のお産を知ろう」
当事者も、医療者も、
帝王切開を今一度、考える1日に。
どうぞこの機会にご参加ください。
※こちらの講座は延期が決定いたしました。
次回の開催を調整中です。
参加希望の方は、ご連絡ください。
日程のご相談をさせていただきます。
(スタッフ英子)