助産師学生からの質問

助産師学生からの質問
「思っていた子育て支援施設のイメージと違いました。先生もスタッフさんも、とても参加者さんに親身ですね。何が違うんでしょう」と問われました。
 
私はまず、
行政配下の施設と、
自主運営の施設の違いを話しました。
助成金を取るか取らないかでも、働き方が変わることと、金銭的には大変でも、民間の力、民間の活動の良さを話しました。
すると、料理講座講師の秦さんが
「行政とumiのいえは目的がちがう。行政は誰一人とりこぼすことなく、平等に支援がいきわたるようにということで、ああいう形になるんだよ」と話しました。
そして、夫みっちゃんが、
「サービスを提供されてそれを受けるだけでは、
人は育たないと思う。
繰り返し関わりがあってこそ育ちあえる。
この人たちは、それを経験してきたから、こういう場をやっているんだよ」
と話しました。
そう、私たちは手を貸すし、心で話し、心で聴きますし、かなりおせっかいもします。
一緒に泣いちゃうし、喜ぶし、感動します。
私たちみんな、先輩がいた。
次の人へお返ししたくなるものです。
そして、知る、学ぶ、やってみる、自分のものにする、その過程を共に。