陰陽とは、東洋的な発想であり、私たちが住む自然界には、陰性のものと陽性のものが存在し、調和しています。昼と夜、太陽と月、春夏と秋冬、南風と北風、男と女、、、当たり前の生活の中に、陰陽があり、1日が流れ、四季があり、毎年毎年繰り返されていきます。食べ物には旬があり、旬のものを頂くことで、私たちは養われています。また、自然界にある食べ物も全て調和が取れていて、その命を全て丸ごと頂くことで、私たちは生かされているのです。だから、自然の恵みに感謝して大事に無駄なくいただかなくてはなりません。
外出自粛になり、世の中が混乱に陥っても、季節は流れ、もうすぐ梅雨に入ります。私が住んでいるところは、近所に地場野菜が買えるところが何ヶ所かあるのですが、4月は竹の子やフキ、5月はそら豆やえんどう豆、葉物など、採りたての新鮮な野菜を買うことができ旬を楽しみました。また、スーパーではパスタやホットケーキミックスなど小麦のものが品薄になっても、農家の方々は休まず生産し、野菜がなくて困ることはなく、つくづく生産者の方々を有り難く思った2ヶ月でした。
6/9から「陰陽調和料理法による食育連続講座104期」が始まります。
日本人として食べるべきものは、ご飯とお味噌汁が基本。感染症に負けないためにも、食事で体を調えて、薬に頼らず、元気にたくましく生きていきましょう。
食育連続講座は、講義主体で、デモでの調理になります。今期は、密にならないよう、定員数を減らし、『新しい生活様式』に準じて、講座を進めていきます。
どうぞご参加ください。
詳細はこちら、
https://coubic.com/uminoie/112564
6/9.6/17.6/23.7/7 10時半〜13時
(講師:齋藤美保)