Umiのいえスタッフコラム 「勉強」

この春中学校に入学する娘は
算数の理解がゆっくりです。
個人面談では
毎年、目の前で先生が苦しそうに唸ったり、
「サナさんの思考回路が謎です」的なことを言われたり、
低学年用のドリルを勧められたり。
私の母にポロッとその話をしたら、
愕然とした表情。
しまった、と思った時には遅く、
数日後には
塾に入れた方がいい。
と、毎日連絡が来ます。
「私は、毎朝、
学校に行く前にミニテストやらされてたのが
嫌だったの」
「だから子どもには押しつけたくないの」
と言ってしまったらまた口論になるので、
「分かった。ありがとう。」
これに限ります😁
 
そしてUmiのいえ女将まきさんに話す。
これに限る。
まきさんは話してくれました。
「うちなんて、
息子に『どこ行くの?』
『受験だよ!』って
受験の日も知らなかった。
上から2番目の高校に入ったと知ったのは入学した後だったよ。
真ん中の子は、
定時制か看護学校しか入れないと言われたけど、
バイトで修行積んで、
表彰されるオペ室ナースになった。
得意なことがあって働ければそれでいい。」
と話してくれました。
そうか〜
本当にそうだなぁ
勉強のできる人できない人
いろんな人にこの社会は支えられている。
夫は、
「サナって
よく頭が回るよね。
人が何かしゃべれば
必ずツッコんだり、あーだこーだ言ってくれるじゃん。
これは、勉強したって身につくものではないよ。
何か向いてるものがきっとある。」
と、言ってくれます。
本当にそうだね。
サナは、
勉強しても身に付かないものを
たくさんもっているよね。
しあわせの形はたくさんあるから、
しあわせを感じる力があれば、
どうにでも生きていける。
その力を、サナは持っていると思う。
私はジタバタせずに
私は私で精一杯生きようと思う。
 
          スタッフさいこ