どうにかしたいのに、どうにもできない。
違和感に足掻いていてくれて、ありがとう。
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実は……昔のわたしは、
なかなかのこじらせ女子でした
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空気は読めず、周りにも馴染めず、とはいえ一人にもなれず
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『普通』になろうとしては、遠巻きにされ、距離を置かれる人でした。
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言わずもがな。
小、中、高、それ以降も、長い間、人とコミュニケーションがうまくとれず、寂しくて、
やらかした事も数知れず。
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そのうち、一緒に時間を過ごす友人にでさえ、
「わたしが嫌なこと言わないから都合いいだけだよね?」なんてひねくれて。
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だってわたしは、こんなにも、余計なことを言わないように『我慢』している。
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周りに人がいるのに、『ひとり』
信じていない人に囲まれて、作り笑いしてる。
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家庭があって、子どもがいて。
幸せに見える形があるのに、
わたしの心の穴は塞がらない。
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このままずっと「孤独感」「疎外感」
「虚しさ」を抱えて、いつか死ぬ日のために生きる…
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それは絶望でした。
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イヤだ!
そんな生き方は、もう、本当にイヤだ!
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わたしは『生きたい』
『自分』を『生きたい』
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そう、思ったのが、わたしの転機。
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それから、誰かの言う「よさそうなこと」ではなくて、
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どんなときに『自分』はうまくいって、
どんなときに『自分』は躓いたのか。
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『やってみて、確かめる』生き方が始まりました。
確かめて、確かめて『自分』の道が見えてきた。
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ひとつひとつ、
そのステップを上がることができて、
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そのうち、
『どうにかしたい』ほど『至らない自分』を、責めることが減っていった。
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空気が読めないこと。
質問にとんちんかんな答えを返すこと。
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人とも居られず、一人にもなれず。
その中途半端さで、堪えてくれていた、自分。
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過去の自分にも、「ありがとう」と、心からそう言えるようになって。
また失敗しても、ステップを『上がりなおせる』自分になれた。
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あぁ、自分らしく生きていられる。
人を、家族を、愛せている。
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自分の存在を、心から祝福できる。
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「人生こんなもの」なんて諦めないでいてくれて、足掻いていてくれて、ありがとう。
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たくさん躓いて、何度も転がり落ちて。
そんなわたし、だからこそ、
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改めて、
どうにかしたいのに、どうにもできなくて、苦しい。
そんな人の力になりたい、と思う。
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そうできたら、わたしが嬉しい。
読んでくれて、ありがとう
まいこ