年老いた家族の、通院付き添いや
体調不良が増えてきたなあという方も
まだまだ元気だけど、、という方も
ぜひ一度「介護を受ける側」を体感してみてください!
無理な動きから、心地よい動きへ。
介護する人も介護される人も疲れないように。
触れる仕事がもっと楽しくなる。
お手当ては、ときに座りながら、立ちながら、歩行しながらでも使えます。
介護、リハビリの介助の場面でどうお手当てしていくか。
その心持ちと快適さ。
介護福祉士・作業療法士でありお手当て人でもある大越由貴さんが、現場で工夫してきたことをお話します。
そして、実際に体験してみましょう。
この講座は、医療現場で働く専門職だけでなく、ご家庭で家族を介護しているかた、ご興味のあるかたはどなたでも、ご参加いただけます。
「待つ」手、「手がかりになる」手、
寄り添うための心のありよう、
さまざまな体感と共に、深い学びの時間へようこそ!
【日時】3/21(木)10:00~14:00
【講師】大越由貴 介護福祉士・作業療法士
★講師より★
介護福祉士、作業療法士として
患者さんや利用者さんに、触れて、実感して、失敗して、成功して…その積み重ねの中で学んできたことがあります。
『介入しすぎず、介助しすぎず、‘動く’を待つ手になること=手がかりの手になること』
それは、介護が必要な方も介護者も、お互いの身体が自由で、心地よくあることにつなげてくれます。
この講座が、少しでも介護が楽になるための糸口になれば幸いです。どうぞ、よろしくお願い致します。
★参加者のご感想より★
・やりすぎない介護はとても新鮮でした。本人の意思をみながら、寄り添う、支えるだけ。添えるだけで温かさが広がりました。自分の身体でその技術を確かめられる方法も早速実践してみたいと思います。
・介護を遠くに思っていましたが、今からできること、準備できることはたくさんあるんだなと気づけました。先生のお話も楽しくてとても分かりやすかったです。
・触れ方や自分の重心の位置で相手に対してこんなに伝わり方が違うというのが面白かったです。触れる手を作ることで、自分がやりたいことに集中しすぎず、俯瞰して行動でき、作業にならずひとつひとつの動作に向き合うことで相手とより良いコミュニケーションが取れるよう取り入れていきたいと思います。
・「相手の邪魔をしない」がテーマで、すんなり腑に落ちました。手が温かいこと、相手の目を見てコミュニケーションすることなど、当たり前のことが大事とわかりました。
・回を重ねるごとに、日常生活や仕事に生かしていると実感しています。おむつの介助では、ついつい目の前のことしか見えなくなってしまっていたので、目的だけに集中しすぎないように一歩引いてみようと思いました。