「聴くを磨く」は、傾聴や共感スキルのように見えて、またひと味もふた味も違うんです。
傾聴は、一般的に、受容(相手を受け入れること)と、共感(相手の言う事をその通りだと思うこと)で、相手の行動が建設的に変わっていくサポートをする、ような聴き方と言われています。
ただし、このような傾聴スキルは、単に相手を否定せず自分がうなずいて聞いていればよいかというと、ちょっと違うんですよね。
まず自分自身が、自分自身の心の声を聞けているか? 自分を大事にしているか? というところが、相手との聴き方に大きく影響します。
かめさんの講座は、そのときどきのメンバーに合わせて、講義とワークを絶妙に組み合わせて、いわば自分との和解から、まずはひもといていきます。
カラダとの和解、過去との和解、こだわりとの和解、いろんなものと自分との関係性を、再度豊かに編みなおす作業といってもいいかも。
からだをゆすったり、ふれたりすることもあります。
声を使うこともあります。
相手も自分も、否定する必要がないんだなあと身体で理解できることで、結果として、傾聴的な聴き方が自然と起こりうる。
アタマじゃなくて、からだ丸ごとで、自分や相手を感じる。
そんな「聴き方」ができるようになりますよ。
●今日のご感想から:
・カチコチになった私の心に、ぬるぬると、いつのまにか柔らかい感覚が入って、自分って、ポンコツで、だけど けっこう いいかも?!って思いました。判断しない。自分を愛でる。にフォーカスする瞬間を重ねていこうかなと思います。また遊びに来たいです。
・初めて参加したのですが、本当に良かったです。今日の場のような雰囲気が社会全体でも感じられたら幸せだと思いました。「自分は生き物」、忘れないようにします。
・かめおかさんの講座に参加して、自分に自信がない、気持ちが堂々としていないところを、見てみないふりをしていたと感じた。気持ちがブレていて、安定していないことをジャッジしていて、肩ひじ張って無理をしていたんだと思う。もっとゆるんで、くだけて生きていければ、人生がもっと楽しいと思う。
(※写真は以前の回のものです~)