そりゃあ、子育ては大変だよ。孤独はなお辛い。
泣き止まない夜は、マンションのベランダから赤ん坊を投げたくなるし、
疲れはてて橋の上に立てば、川に投げたい衝動にもなる。
可愛いのに、大切なのに、愛しているのに。
それでも、気が狂うことだってある。
子育ては大変たよ。
だから、同じ胸の痛みを、何となくでもわかってくれる人に会わないと。
近くで探してみてね。
でもね、
いいかい?
ネット上で頭で救われるだけじゃだめなんたよ。
冷たくかたくなった背中を撫でてもらわないと、人の心はあったまらないんだよ。
神経はカラダをめぐっている。
手がほぐれると、神経がゆるむんだ。
カラダがほっとしなければ、明日に進めない。
甘えてね。
とにかく誰かに甘えてね。
プライドを捨てて。
どこにいったらいいのかわからなくなったら、
まずは、手当たり次第、助けてって祈る!
そしたら、あなたの先祖のじーちゃんとばーちゃんがわらわらと集まるかもしれない。
じーちゃんやばーちゃんたちが、
よしよしって、背中を押して道をつけてくれるかもしれないよ。
そんなもんだよ。
子供を育てるってのは、見えない存在や大いなる存在や、海や森や月やら自然に助けられているものなんた。
頼れる親がいなければ、
誰かを親代わりにしたらいい。
人間じゃなくてもいい。
私は、群馬県高崎市にそびえ立つ白衣大観音に、「私のお母さんになってー!」
ってお願いしたことがあるよ。
まきこ