9/4・5・6 コロナ時代の性を本音で語るオンライントークリレー@2020世界性の健康デー 誠に濃密な3日間。今日は3日目の9/6の報告です

<<コミュニケーションの語源は分かち合うこと。私たちの生活のなかにそれがありますか?>>

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この日は性教育に携わる人なら誰でも知っている岩室先生が御登壇!日曜の午前中からとても濃ゆい話題満載の1時間半でした
岩室先生からは
『マスクをすること、3蜜を避けることで、何を避けられているとおもいますか?』
という問題提起からはじまりました
私たちはなんとなく怖いことに対して、怖いから目を背け、思考停止になり、思考しないから正解を求める、というループをぐるぐる回しています
しかもその結果怖くなくなるのかというと、やっぱり怖さはなくならなくて、上記のループが止まらない
そんな、ある意味”コント”のような状態に生きていることが、岩室先生のお話とスライドからとても伝わってきます
【参加者の皆さまからの感想です】
●考えようとしても訳が分からなくなっていたところに、思考停止のお話、なるほどごもっとも、でした。そして、とりあえず?マスクしていればいいやと、ほんとに考えるのやめてました。周りに何か言われないようにだけを気をつけて、意味とか考えないほうがいいやと。
今日のお話し、これは意味のあること?と自分で考えるポイントがあって、わかりやすかったです。そして、マスクをすることで自分のこと感情が隠せる、人様の感情読みにくい、そこも、確かに確かにで納得。
以前からマスク依存症は聞いたことあったけど、みんなが考えず、気がついたらマスク依存症になってしまっていたら、未来の子どもたちや赤ちゃんの育ち?発達って言うのかな、心配です。
自分の感情が表現できないのも、困るだろうし、人の感情もわからないなんて。日本人の得意とする察する力が減ってきているのはこんなところにも原因があったのかと思いました。
楽しく、有意義な時間でした。ありがとうございます。
●ZOOMでの開催とても嬉しいです。地方からの参加もできるのでぜひ今後もオンラインでの開催が続いてくれればなと個人的な願いです。
 考える人でいようということが最近の自分の課題でありましたし、今回改めてそう思いました。コロナの流行、情報社会のなかで自分がどれを信じるのか、それをどう調べるのか簡単なようでやはり難しいです。風評被害もありますし、、。
実際、職場内(病院スタッフ)でコロナ患者が出た際に上の人からの一言目は「残念です」との言葉でした。その人の体調を気遣うわけでもなく、落胆。風評被害を気にしてなのか、板挟みなのかわかりませんが本当にコロナにかからないことが正解、正解依存症ということを実感します。
 この機会で改めて考える機会をいただきました。仲間内でディスカッションしてみたいと思います。本当にありがとうございました。
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正解依存症にならず、自分で思考するときに必ずついてくる可能性が
『間違える可能性』と『人と違う可能性』
があると思っています
私たちはいつからこの2つがこんなに怖くなってしまったのか
岩室先生は
”教育とは、観点の違いを学ぶこと”
とおしゃっていたのがとても印象に残っています
そう、学びの場とは
”あなたとわたしの観点はちがいますね”
ここがスタート
Umiのいえではいろんな人がいてもいい
あなたの見方と私の見方はことなる
ちがいからどんな世界がつくれるだろう
そんなことをみんなでわいわい話せるイベントを引き続き行っていきます
日本のお産最前線にいる助産師さんに向けたUmiのいえ助産塾
夏講座に続き、秋冬講座がもうすぐリリースします
入門講座はどなたでも
本講座は助産師さん限定で濃ゆい講座をお届けします
文責 助産塾スタッフ 鈴木美香
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9月6日(日)10:00~12:00 
テーマ「コロナ時代のパートナーシップ~情報と自分と人と上手につながろう~」
ディープキスで感染?
ソーシャルディスタンス、3密を避けるだけでいいのか、「夜の街応援プロジェクト」など、独特のセオリーでコロナ時代を行く公衆衛生学のプロ、岩室先生のご登場です。
COVID-19の感染の有無を示唆するPCR検査は
私たちの安心につながるのか、それとも不安を増すだけなのか。
「何となくコンドーム」と「なんとなくマスク」は似ている?
個人的にはコンドームもマスクも苦手とおっしゃる早乙女先生と岩室先生、
二人の温度差は減ったのか増したのか?
情報とは、公衆衛生学的正義と個人の行動の自由のせめぎあい。
そんな時代の性と生はこれからどうなる? 
親密さと不特定多数の境目はどこか、COVID-19 時代の性を、改めて語っていただきます。
【ゲスト:岩室紳也氏】
民間公衆衛生医、ヘルスプロモーション推進センター(オフィスいわむろ)代表、医師(厚木市立病院泌尿器科)。自治医科大学卒業後、神奈川県立青野原診療所、津久井保健所、厚木保健所、県立厚木病院泌尿器科などを経て、2014年より現職。日本泌尿器科学会(専門医)、日本思春期学会会員、日本性感染症学会(代議員)、日本エイズ学会(認定医)。陸前高田市ノーマライゼーション大使。千葉県浦安市いのちとこころの支援対策協議会会長。思春期のこころと性、健康づくりに関する講演会を全国で年間200回以上おこなっている
著書 
『イマドキ男子をタフに育てる本』(日本評論社)
『よくわかるオチンチンの話』(金の星社)
『思春期の性 ーいま、何を、どう伝えるかー』(大修館書店)
『エイズ ーいま、何を、どう伝えるかー』(大修館書店)
『思春期の生と性/わたしたちのエイズ』(日本家族計画協会)
『いま、あなたへ伝えたいーエイズ・STDのことー』(新企画出版社)
『OCHINCHINおちんちん』(日本家族計画協会)
『思春期の性を考えよう』(日本家族計画協会)
『エイズを知ろう』(日本家族計画協会)
『性感染症を知ろう』(日本家族計画協会)
公式公式サイト http://iwamuro.jp/profile
【メインスピーカー:早乙女智子】 
医療法人倖生会身原病院、神奈川県立足柄上病院非常勤。公益財団法人ルイ・パストゥール医学研究センター研究員 。「一般社団法人 性と健康を考える女性専門家の会」代表理事、厚生労働省社会保障審議会人口部会委員、厚生労働省エイズ、性感染症小委員会委員、消費者庁消費者安全調査委員会専門委員、公益社団法人ジョイセフ理事。
所属学会:日本産科婦人科学会専門医、日本性科学会副理事長・認定セックスセラピスト、日本生命倫理学会評議員、世界性の健康学会(WAS)学術委員
【進行役】 齋藤麻紀子 NPO法人Umiのいえ代表