あんな母にはなるまい
と思っていても
思っていればいるほど
あんな母になってしまう
もう母のことは諦めたと口では言っても
心のどこかで助けを求めてる
お母さん、お母さん。
母になる、いのちを宿す
心の奥深く、しまいこんでた想いが揺さぶられる。
(さき)
〜まきこのFacebookより〜
赤ちゃんを産むとは希望の光。
光の前には暗闇を通ることがあります。
真っ暗闇。
つかまる手すりも見えない。
このまま進んでいいのかもわからない。
そんなときは、お母さんを呼びたくなります。
お母さん、あなたは私を抱えてたとき、どんな気持ちだったの?
お母さん、この気持ち悪いのはどうしたらいいの?
お母さん、痛くなかった?
お母さん、私、ちゃんと産める?
お母さん、私、この子を愛せるかな?
お母さん、お家のことができないよ、仕事もできないよ、どうしたらいいの?
どう生きていったらいいの?
心の中で、お母さんを呼びたくなるものです。
素直にお母さんに電話をしましょう。
不仲なら、余計に、お腹の赤ちゃんの力を借りて素直に甘えてみましょう。
お母さんは、理解のない人だったり、ろくでもない人かもしれないけど、弱っているあなたの声で、お母さんはもう一度お母さんになれるのです。
さて、
それでも、やっぱりお母さんがいない人や、期待できなかったり、遠すぎて頼れない人は
近くにお母さんぽい人をみつけましょう。
会社の中で、駅の売店で、うどん屋さん、和菓子屋さんで、助産院で、
街のどこかに、お母さんぽい人をみつけましょう。
母性のあるおじさんもどこかにいます。
健康を祈ってくれたり、
赤ちゃんに会える日を、楽しみにしてくれるだけでも、心強いものです。
やがて、あなたの赤ちゃんも、お母さんを求めて泣きます。
そばにいてほしい、抱っこしてほしいと求めます。
だから、あなたも
お母さんや、お母さんぽい人を求めていいんです。
今までは、なんでも自分で頑張って一人で始末してきたかもしれない。
でも、人を育てるのは、簡単じゃない。
行政サービスとSNSだけでは、孤独は埋まりません。
リアルな温もりが、すっごく大切なんですよ。
そして、街の中にいる自称おばさんは、
妊婦さんに出会ったら、
お母さんのような心持ちで、なでなで。
明るい声かけと、笑顔と
なんなら、お茶とお茶菓子を用意して、一緒にぼーっとするのもいいですね。