13日「家族会議をはじめてみよう!」でした。
家族会議の講座では、最初に江連家が大事にしていることや、これまでのテーマを紹介した後、実際に体験していただきます。
今回はあんまり話さない中2男子のお母さん(もとみちゃん)の困りごと「トラブルがあっても言わない・・・財布なくしたのに、3ヶ月言わなかった・・・。あと、自転車も友人に貸してた。」をテーマにしました。
家族構成も、子どもたちの年齢もバラバラの参加者ですが、みんなで質問したり、体験を話したりしてホワイトボードを眺めていると、もとみちゃんの思考の現象がわかってきました。
実は自転車のことはどうでもよくて「買い直せばいいし」くらいに思われていました。(そもそも借りパクされた訳じゃない!)
本当は、他に心配なことがあったということ。
自転車貸してた
↓
なんでも断らずに引き受けてしまうんじゃないか・・・
将来借金の保証人たのまれてハンコつきやしないか・・・
そんな気持ちから息子さんに怒ったら、息子さんの「なんでいけないの?」に、さらに心配は増していきました。
研究をしてみて、もとみちゃんの「これはだめでしょー」のラインと、息子さんの「これは断る」のラインが違うのかもしれないから、インタビューしてみようという話しになりました。
そして、後日インタビューしてシェアしてくださった結果がこちらです!(許可いただいたのでシェア)
母から息子さんへのインタビュー
Q最近の嫌だと思って断ったことは?
「は、ない。」
Q貸して戻ってこなかった事は?
「も、ない。」
Qそのままあげたことは?
「ない。」
結果
「意外とまともだった。」
結論
「単純に私の体験からの心配であって今のところ、息子には起きていないらしい。」
「自分が「No!」と言えない人だったから心配になっている。」
逆に息子さんから母へ質問!
Qお母さんは俺を車で駅まで送ることはイヤじゃないの?(野球部のため毎週末早朝に車で友達もひろって送っている)
「ねむくてイヤだけど息子がかわいいからやる。ただいつまでもやってあげたら息子の力がつかないからそこがむずかしい。」
と、報告いただきました!
同じ内容じゃないけど、この現象は私もあるあるです。
子どもたちを見ていて先取り不安や心配から、まだ起きていないけど頭の中でつながっていくということ。
そんな自分の不安と心配がごっちゃになって注意したり怒ったりしていたり・・・。
男の子のお母さんから話さない、家族会議なんてできそうにないというのはよく聞きます。インタビューとしてだったら聞けたりすることもあるのだなーと思いました。
あと逆質問もあって、息子さんも思ってたことを聞ける機会になったようでよかったです。
次回の「家族会議をはじめてみよう!」は、2月6日に予定しています。
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