6/25 聴くを磨く連続講座 第6回 最終回

「遊んでいる場面の中で
一番古い記憶を思い返して下さい」
・ペアになり、話します。
私は小1。私の家。団地の6階。
台所の横の部屋でさとるくんと遊んでいる。
私の父がベニヤ板で作った
シルバニアファミリーのおうち。
グリコのオマケをなんのかわいげもない
タッパーに入れたもの。
ジェニーちゃん一体。
よそのおうちと比べると
おもちゃがとても少ないわが家。
・次に、ペアの人は、五感で感じたことを
質問してみてください。
その時の「匂いは?」「季節は?」
「周りには誰がいた?」
その時の光景に気持ちを傾ける。
匂い…台所ではいつも、
母が料理を作っていた。
さとるくんは、
私の母と話すのが大好きだった。
このワークをして感じたこと。
子育てをしている時は、
「私は小さい頃、
物を買ってもらえなかった。
すごく嫌だった。
子どもにはある程度買ってあげたい。」
と思っていた。
でも、なんの不満もなく遊ぶ、
過去の自分に会えて、とても満たされた。
そして、遊びながら、
いつも母を感じていたことを思い出し、
感謝の気持ちが湧いた。
次のワークは、
「悲しかったことの中で一番古い記憶を
思い返して話して下さい」
私の悲しかったこと…全然思い出せなくて、やっと思い出したのは、
私が高校の頃、両親が不仲になり、
離婚話が出た時。
ペアの人は、過去に、
お友達からいつも仲間はずれに
されていたことを話してくれた。
そうか、そうだ、私だって、
たくさん仲間はずれにされたではないか。
みそっかすにされては泣いて家に帰る。
泣いて泣いて泣きまくった幼少期。
母に話すと、母に話したことを
後悔するくらい母は心配した。
そして、私の味方をしてくれた。
それが、いつからか過保護過干渉
というイメージに変わっていった。
しかし、母が心配や怒りを
請け負ってくれたことで、
私の中の悲しみは消えていたんだ。
次にペアの方に膝枕してもらい、
話しても話さなくてもいいワーク。
私は母を想って涙を流し続けた。
ペアの人のズボンに涙の跡が広がった。
ただただ背中を撫でてくれた。
私の寂しかった背中は温かくなった。
これらのワークは、初見でやっても
ここまで深く
入り込めないと思う。
6回の講座を共にしたメンバー。
回を重ねる度に、会った瞬間にゆるみ、
気持ちがぐーーっと近づく。
幼少期のもやもやを晴らしたくて
インナーチャイルド学ぼうかなとか
カウンセリング行ってみようかなとか
思っていたのだけど、
さっぱりすっきり
その必要はなくなった。
「記憶というのは曖昧で、
例えば『お母さんがいないよ〜』と
泣いていた記憶。
でも、その時の匂いや気温や
肌で感じたことを思い出そうとすることで、忘れていた記憶が蘇る。
本当は、お母さんは
近くにいたのかもしれない。
間違いが骨の髄まで
染み込んでいたことに気付く。
全てが変幻自在。
自分が幸せになるために書きかえていい。
自分がどう考えて、どう生きたいか、
なんです。」
とかめさんは話してくれました。
人を恨んで、固執することは、
自分をしあわせにするか。
これは、
文章を読んだだけでは納得できない。
かめさんの寄り添いのもと、
身体を動かし、
過去に戻り、
もう一度感じ直さなければ無理だった。
本当に、心から、
1人でも多くの人にこの講座を受けてもらえたら
世の中が変わると思います!
秋頃、
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近日公開予定です。
そのときは、ぜひご参加ください🙌
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