*【対象】助産師向けにお話ししますが、どなたでもご参加いただけます。
「ジェンダー」や「LGBTQ」という言葉は、少し耳慣れてきたかもしれません。
でも、助産師として生活者として、
自分ごととしてはまだ身近に感じることができない人も多いのではないでしょうか。
日本はジェンダーギャップ指数が146カ国中、125位。
先進国の中で最も低い国です。
ジェンダーやセクシュアリティは、妊娠・出産・育児や産科医療にどのように関係があるのでしょうか。
あたりまえにやってきたルーティン業務の中にも、
潜んでいるものは、なんだと思いますか?
ジェンダーとは、あたりまえのように言われてきた「女らしさ・男らしさ」の違和感に気づき、
自分ごととして語っていくこと。
ジェンダーは自分も関わっている人権問題です。
セクシュアリティに関しても、これまで産婦人科領域で語られることはほとんどありませんでした。
医療の中にもセクシュアリティに関する暴力があります。
パンツを脱いで脚を開き、内診を受ける診察はもっとも性的なシーンです。
産科医療の中でその性的な側面は配慮されてきたでしょうか。
産婦人科を利用する人たちの中にもレインボーの方々がいます。
すでに日本でも、トランスジェンダーの男性が出産するケースが出ています。
現在は、男女平等という概念から一歩進んで、
「公平(ジャスティス)」という言葉で社会的格差是正が語られるようになってきました。
身近なイシューから考える「ジェンダー&セクシュアリティ」。
産婦人科に従事する助産師だからこそ、心得ておきたいことです。
ぜひご参加ください。
【日時】2024年2月18日(日)20:00~