まずはじめに。
勘違いでしたごめんなさーい!
さてさて。
Umiのいえでも活躍中の写真家、江連麻紀ちゃんナビゲートによる、精神障害等をかかえた当事者の地域活動拠点である「べてるの家」の当事者研究を元にまきちゃんがはじめた家族会議。
講座になる前から、まきちゃんが伝えてくれる家族会議をすることによって起こること、それぞれの気づき、が素晴らしくて、ずっと気になっていたのですが、タイミングが合ってやっと参加させて頂きました!
スタッフまいこです。
家族会議、当事者研究は、聴くもよし、知るもよし、なのですが、
さぁではいまの困り事を実際に家族会議してみよう!と、参加者で「自分は」何に困っているのかを出していきました。
大小あれども、やはり困り事はあるもので。
我が家は宿題をやりたがらない小学三年生に怒る父親(旦那です)の扱いにわたしが困っている、を出しまして。
教育理念があるのはわかるけど、そんなぷりぷり怒らないでよー!そんなやり方はいじめみたいだよ!やめて!なんて思ってまして。
どきどきしながら、まきちゃんナビゲートで研究が進んでいきますと。
なんと。
はじめに伝えてもらう家族会議のやり方のひとつに、
問題と人をわける、と言うのがありまして、
その人が「問題な人」なのではなく、その人はその問題の扱いがわからなくて困ってる人、などと
ととらえるそうなのです。
そうすると、「あなたが悪い!」から、「一緒に方法を探していこう」とスタンスが変わる、というお話。
それに大きくうんうんそうだそうだ!と頷いていたはずのわたし。
ですが。
いやはや。
よくよく書き出してみると、
旦那さんもわたしと同じ、子どもについて心を砕いて、よかれと行動しているのが見えてきまして。
あれ?これは旦那さんも困ってるよね?
どうしたらいいだろう。って。
なんて姿がよく見えました。
どうしたらいいかわからなくて、がんばって、いっぱいいっぱいになる。
それは子どもだけじゃないですね。
わたし、かなーり、旦那さんを悪者にしてました!
ごめんなさーい!
書き出して、意見をもらって、みんなで発言して、見えてくるものがありますね。
何人かが関わることで、
そしたらこうしてみたらどうかな?なんて提案が、ひとりでは思い付かないものだったり。
そして、それを採用するもしないも、自分で決めていい。
コントロールしない、家族会議。
安心できる場所で、やっと言葉になるようなこと。
こどもとおとな、のどうしても生じるパワーバランスのなかで、対等であれる機会。
その経験と、培えるもの。
尊いなぁ!としみじみしました。
どうやら全員困っている様子の我が家。
結果はさておき。
家族会議をはじめて研究してみたいと思います!
まきちゃんの家族会議をはじめてみよう、次回は
5月28日(火)10:00〜12:30
6月5日(水)10:00〜12:30
ぜひぜひ、家族会議を体感してみてくださいね!
http://coubic.com/uminoie/288052
[スタッフまいこ]