0歳児から小中学生のお子さんを持つ方まで
幅広くご参加いただきました。
ここ数年で爆発的に関連書籍も増えて、
講師の鈴木美香さんの持参くださる書籍が
机に山盛りです
性教育は、
自分自身の、そして他人の体やこころを尊重する「人権教育」として
5歳頃には始めるのが適切だ、と
ユネスコが制定した「国際セクシュアリティ教育ガイダンス」では定められています。
ただし日本は、かなり!遅れているのが現実!
性交に同意できる年齢が13歳とされている日本(16歳に引き上げる法改正議論中ですが)
でも13歳までに性交に対する正しい知識は与えられているか?
というと…… 中学までは身体の仕組み止まりで
その先はほぼ触れられていません。
そのアンバランスさ、親世代の私たちも
抱えてきた問題。
大切なことなのに、
「恥ずかしいこと、語りにくいこと」枠に
なっている親世代はまだまだ多いです。
幼稚園や保育園で、性別問わず
「子供同士の過剰な接触に困った」体験や
「動画サイトの影響が心配」など
いろんな「こういうとき、どう言葉にすればいいんだろう」
という戸惑いが親側にもありますよね。
生物学だけでなく、社会の仕組みなど
いろんな角度から
自分のいのちがどこから来たのかを知ること。
お互い安心して他人と関わるための
マナーを学ぶこと。
それら全てが性教育です。
いろんな書籍や、こういう講座を通じて、
考えたり言葉にする場数を踏むことで
自分の中で血の通った言葉にしていくことが
きっと子どもたちの世代が
もっと安心して生きられることにつながります。
★性教育の最新事情の他に、今日出た話題
・プライベートゾーンの洗い方剥き方(毎日少しずつ〜)
・立ちション問題(なんであんなに飛び散るのか
・子ども同士の距離感のこと
・こう聞かれたらどう返す?どこまで話す?
・夫との意識共有やすり合わせの難しさ
・自分の苦手意識を、子どもにどう伝えるか
皆さん話が進むごとに、
なるほどそうなのか〜が重なって
もう少し不安なくしっかり話せそう!と
運動前に足を屈伸するような
心の準備体操ができた!感じがありました。
「食生活は大事」「手洗いうがい大事」
と同じテンションで、
性に関わる事柄も家庭の話題にするきっかけになればと思います。
講座のあとも書籍をいろいろ見比べたり
話は尽きず〜〜。
そして美味しいスリランカカレーをいただきました
次回は7月12日(水)10:30〜
スリランカカレーランチもご用意できます
※7/7から変更になりました。