臨月で赤ちゃんを亡くされた夫婦が
Umiのいえにいらっしゃいました。
お話を伺いました。
お二人で泣いていかれました。
このご夫婦を繋いだのは、保育士さんです。
お預かりしているお子さんの絵に、
黒色が増えていることをキャッチしていました。
お母さんの悲しみに、
保育士は一緒に涙して、
さらに、もっとお話をしてきてくださいと、
すすめたのだそうです。
医療に対して紐解けない想いがあるからです。
一保育師が、職場に許可なく、
保護者さんを他団体を紹介するのは勇気のいることだったと思います。
しかも、「料金がいるなら、私が払います、どうぞ、よろしくお願いします」との連絡でした。
そして、「先生がおっしゃるなら」と、
思い切って、死産した気持ちをご夫婦で話に来てくれました。
繋ぐことは、
ときにその人の人生に踏み込んでしまうことだけど、
いのちのことに、子どもの笑顔にのために、
「待ったなし!」なことがありますよね。
この保育士さんのツナグ行動力に、
私は感動しました。