・断乳とは、
母がタイミングを決めて
なんらかの手段で授乳を終了すること。
・卒乳は、子どもがいらないと表現し、
自ら離れることを言います。
「断乳は虐待だ」
なんて過激な言葉を
ネットで見かけたことは
強烈な印象として残ったし、
助産師として、
未練残さず授乳することの
大切さを学んだからこそ
わが子にもそうしてあげたい
という思いが強かった。
けど、
2歳過ぎた頃にはうんざりしていて、
暇さえあれば
おっぱいを吸いに来られ
まだおっぱい飲んでるの?と
言われることにも疲れていた。
2歳7ヶ月でやっと決断し断乳した。
一般的に言われている通り
3日くらいは泣いたけど
楽にやめられた。
断乳してからは、
すごく楽になった。
子どもから
「おっぱいさん」だと思われているような
肩身の狭さから
目と目を合わせて
「お母さん大好きだよ」と
言ってもらえているような関係に変わった。
2歳7ヶ月だったから
というのもあるのだろう。
その経験から、
2人目は2歳をゴールと設定した。
ゴールがハッキリしているので、
それまで存分に幸せを感じ、
存分におっぱいに頼った。
2回とも、やめた後に
「おっぱいがあればな」と
思ったことはない。
あんなに頼っていたけど
なきゃないで
なんとかなる。
これらは私の感想でしかないけれど、
ひとつ言えるのは、
どちらも
「自分で決めた」
というところに満足している。
そしてもう限界だ、というところまで
がんばった経験は
無駄ではなかった。
区役所で、1歳半までに
断乳すべきと言われたって、
私が信用したいのは
母乳育児の会の冊子だった。
こういう考え方が好きだ
こういうやり方はしたくない
という自分の感覚を信じて
「選択」していって欲しいです。
スタッフ さいこ