病院でのお母さんへの指導は、
育児の基盤となります。
ただ、
お母さん自身も退院後が
イメージできていません。
だから、助産師が伝えたことは
お母さんの頭に残らないことがあります。
それでも、10言ったうちの1でも
残ってくれたらと
願いながら
伝えます。
新生児訪問の時には、
一番つらい時を乗り越えたお母さんが
そこにいます。
がんばったねーーー
まさか!だったでしょ。
人生観がひっくりがえるよね
よくがんばったね。
ところで、あなたはどんなタイプだった?
入院中には、
育児において自分がどんなタイプなのか
まだ完全には分かっていません。
入院中は、
三食出てくる、わーい。
のんきに漫画読んだり!
(身体を休めることの大切さ、
助産師なのに知らなかったんだね)
けど家に帰ると
どっぷり落ち込んだ。
逆に、入院生活がつらすぎて
退院後は解放される人もいます。
新生児訪問してると、
いろんなタイプのお母さんがいます。
赤ちゃんはらくな子なんだけど
なんだか楽しみきれないお母さんもいれば、
甘えん坊な赤ちゃんなんだけど
自分時間がなくてもへっちゃらで
赤ちゃんのお世話自体が
しあわせなお母さんもいる。
どちらもそのお母さんにとっては
とても自然なこと。
性格やそれまでの人生経験などが
影響します。
楽しむってのは、
心の中から湧き上がってくるものです。
私は
「育児を楽しみましょう」
って言われた瞬間に
重い
ひねくれた性格なのです。
自分は自分の「しのぎ方」を見つけたい。
うちの母は、
暇だと美味しいパンひとつ
買いに行った。
私は、家の中だととても手がかかったので、
とにかく外に出た。
近所のママが出没しそうな場所ならどこにでも行った。
楽しい時間なんて
100のうち1かもしれないけど。
「楽しまなくちゃ」を捨てた方が
「楽しい」はやってくる♪
このおっぱい教室は、
このままでいいのだ、と思える場所。
そして、ここだけ変えてみようかな、を
一緒に探すところです。
おっぱいにこだわらず
育児の悩みがある方や
妊婦さんなど、
どなたでもお越しください。
スタッフ さいこ