【開催報告】11/16支援者向け「ふんわりすくすく赤ちゃん講座」

4名の支援者さんが参加してくださいました。
産後ドゥーラ、助産師、子育て広場スタッフ、セラピスト。
「より赤ちゃんとお母さんに寄り添えるにはどうしたら良いか?」
を考え、深めるために講座に参加して下さいました。
現場で感じていることや疑問に感じていることをシェアしながら、
時間を目一杯使っての講座になりました。
赤ちゃんモデルさんをお呼び出来なくて(保育園の行事や上のお子さんの付き添いや・・・。秋は行事が多いです。)、
私が撮りためたり、提供してもらったりした動画や写真を使いながら、
発達のお話をしました。今回、初めてこの形をやってみましたが、結構良いです、これ。また、講座のバージョンアップができそうです。(次回にご期待!)
そして、今回は人数少なめだったので
実習もたっぷりと出来ました。
まずは素手の抱っこもしっかりと。
現場で毎日のように赤ちゃんを抱っこしている支援者の方たちだけれど、
改めて、見直してもらい、そして、どう伝えるかを知ってもらいました。
Umiのいえには
使用しているお母さんがとても多いベルト型抱っこひも(SSCーソフトストラクチャーキャリア)が各種揃っています。
その体験は驚きの連続。
低めだったり、隙間を開けて装着している場合と
ベルトの位置を直し、高さと密着感が出た場合の体感の違い、
抱っこひもの中での赤ちゃんの姿勢の違いなどを感じることは
大切です。
そして、スリング、へこ帯の練習も。
抱っこの仕方(縦抱き、横抱き、脇に抱く、前向き抱っこなど)や抱っこひもの種類は一つでありません。
いろいろな考え方がありますが、
支援者は「これじゃなくちゃダメ」と選択肢を狭めるアドバイスはしないでほしい(もちろん、危険なことはNO!ですが)と思います。
月齢、体格、生活スタイル、体力、器用さなど母子の組み合わせは多種多様。
それぞれに適したアドバイスができるように、寄り添えるように
考え方や知識は広くあるべきと思います。
ご参加の皆さん、ありがとうございました。
ぜひ、それぞれの場所でお母さんたちに寄り添い、支えていかれてください。
また、ぜひ、お会いしましょう!
(講師  加田 洋子)
【いただいた感想】
⚫︎再度、大事な支援者の心構えを教えていただき、ありがとうございました。スリングの使い方も復習できて良かったです。ジャッジせず、温度のある言葉をママ達に寄り添いながら、伝えていけるようにしたいきたいです。
⚫︎本日はありがとうございました。午前中の講義では発達のことをガッツリやると思っていなかったので良い学びとなりました。
最近のお母さんの傾向、赤ちゃんの発達の傾向はとても共感する部分もあり、再認識することも多かったです。後半の実習はいろいろなタイプのものを試すことが出来て充実したものになりました。抱っこする人がされる児が双方心地よく抱っこ(おんぶ)出来るようなエッセンスをたくさん頂けました。  
⚫︎何ヶ月でどんな発達か私自身も気にしていたかもしれません。それを考えるよりもその子それぞれの発達を見て、感じて、育てていくという言葉が心にきました。
頭でっかちにならない、とにかくその子をよく見て、感覚や体感が大事なのだということを伝えていきたいと思いました。とても楽しく勉強になることばかりで参加できて良かったです。
⚫︎抱っこ、抱っこひもの選び方を発達から理解できたことがとても勉強になりました。また、様々な種類の抱っこひもやスリング、へこ帯を見て触れて試せるという貴重な経験ができ本当に参考になりました。縦抱き派、横抱き派、ストラクチャー派、スリング派など信じるものが1つ、他はダメという考え方を持った方が多い中で、総合的に理解して、ジャッジせず、そのお母さん、赤ちゃんに合わせて考えていけるという部分が多くのお母さん赤ちゃんに触れていく当たって見直したいところだと感じました。