陰陽調和料理講座講師そしてスタッフの齋藤美保です。
我が家は、息子が7歳、娘が3歳のときに、黒ラブのマリンを家族に迎えました。
とてもヤンチャな子で、若い時は、かなり派手にやらかして、留守中に、息子の教科書をびりびりにしたり、家具をかじったり、植木鉢をひっくり返したり、子供部屋が少し開いていた時は、あらゆるものを出してめちゃくちゃにしていた時もありました。なので、犬中心の生活となり、届かないところに物を置く、リビングには大事なものは出しっぱなしにしないなどのルールが出来ましたが、それでもやられるので、リビングの片隅に、柵で専用の部屋を作り、日中はそこで過ごし、寝る時は寝室で一緒に寝ました。
3番目の子供のように、キャンプや旅行にも連れていき、放せる場所でボールで遊んだり、海で一緒に泳いだり、子供たちはマリンと成長していきました。
子育てと共に、犬の世話は私がほぼ担当でしたが、それはそれでいいこともあり、毎日2回お散歩することで代謝があがり、近所に犬友ができたのはよかったです。
晩年はおとなしくなり、意志の疎通ができるようになり、家族にとって癒しの存在でいい話し相手でした。亡くなる半年前にも旅行に連れていきました。
15歳と3か月、ちょうど我が家に迎えた日と同じ日の丸15年で、天国へ旅立ちました。特に病気もせず、亡くなる2日前に痙攣を起こし、昏睡状態になり、2日目の朝、私が抱き上げた時に、息を引き取りました。
息子は大学3年生で一人暮らしだったので、看取ることは出来ませんでした。
娘は高校3年生でした。その日私は、Umiのいえの食育特別講座の日で、中止にすることは出来ず、泣きながら車を運転してUmiのいえに行きました。(なんとか講座は開催しました)
娘の方があとに家を出たのですが、学校に向かう途中で気分が悪くなり、引き返したそうで、駅員さんにも顔色が悪かったので心配されたそうです。
翌日、3人で火葬場に行き、最後のお別れをしました。骨になったマリンを3人で拾い骨壷におさめました。
15年の間に離婚をし、私も子供たちもマリンがいたことで、平常心でいることができたような気がします。本当にかけがえのない存在です。
今は猫だらけの我が家です。
齋藤美保
@mihoharmonia
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